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お知らせ
Spectra Logic社から、LTO10ドライブをライブラリーに搭載し出荷を開始するというプレスリリースが出ました。(2025/5/28)

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販売製品として、Hyperscaler向けのCUBEを追加しました。(2025/2/23)

お知らせ
Spectra Logic社から、LTO9ドライブをライブラリーに搭載し出荷を開始するというプレスリリースが出ました。(2021/9/8)

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Spectra Logic社から、LTO9ドライブをライブラリーに搭載し販売を開始するというプレスリリースが出ました。(2020/9/25)

お知らせ
Spectra Logic テープライブラリー紹介ページは、2020年6月16日に公開しました。製品としてT200が掲載されていましたが、既にEOLでした。

お知らせ
販売製品として、新たに6UサイズのSpectra Stackを追加しました。

Spectra Logic Tape Libraries

LTO10ドライブのCUBE, T-SeriesとStackへの搭載について

LTO10のドライブとカートリッジが2025年6月から受注が可能になりました。ライブラリーの内蔵ドライブとして、フルハイトのFC(16G)かSAS(12G)のFHドライブを販売可能です。カートリッジに関しても、自社ブランドでの販売が可能になっています。LTO10は、テープの磁性体がストロンチウムフェライトになりデータ容量が30TBですが、従来のLTO8/9のカートリッジとの互換性はありません。LTO10のドライブは、電子回路やヘッド、テープパス等、全てが新設計で、従来のLTO9/8/7に比べて、奥行が長くなり、Enterprise DriveのTS1170に近い構造になっています。

LTO10ドライブを搭載したCUBE、T-SeriesとStack(6U, 80 slots)は、PoINT社ソフトのPoINT Storage ManagerとPoINT Archival Gatewayの新しいバージョンでサポートされます。

Hyperscaler向けのCUBE

Spectra CUBE
 
CUBE
種類
LTOライブラリー
TeraPack数
167
カートリッジ数
1670(LTO)

搭載可能ドライブ数

FH 16
最大データ容量
50PB(LTO10)
Interface
SAS/FC
外形寸法(cm)
92x115x202
重量
約400kg(本体のみ)

CUBEは、連結は出来ません。LTOドライブはフロントから工具無しで交換出来ます。

8台までの連結が可能なT950と廉価版のT950v

Spectra T950 / T950v
 
T950
T950v
T950/v 8 Frames
種類
LTO/TS11x0 テープライブラリー
Terapack数
100/82
92/82
10,20/846
カートリッジ数
1000(LTO) 738(TS1170)
920(LTO) 738(TS1170)
10,200(LTO) 7614(TS1170)

搭載可能ドライブ数

24
24
120
拡張ユニットの最大数
8
8
最大データ容量
30PB(LTO10)
33PB(LTO10)
300PB(LTO10)
Interface
Fibre Channel
外形寸法(mm)
787Wx2000Hx1098D
787x2010x1098
6296x2010x1098
重量
372kg
372kg
1020

 

大規模な導入向けのTFinity

Spectra TFinity
 
Tfinity(3 Frames)
TFinity(44 Frames)
種類
LTO/TS11x0 テープライブラリー
TeraPack数
180/82
5346/4520
カートリッジ数

1,800(LTO) 1,350(TS11x0)

53,460(LTO) 40,680(TS11x0)

搭載可能ドライブ数

24
144
拡張ユニットの最大数
最大データ容量
54PB(LTO10)
1.5EB(LTO10)
Interface
Fibre Channel
外形寸法(mm)
737x2080x1098(Base Frame)
787x2010x1098
重量
370kg(Base Frame)
N/A

TFinityは、Main Frame以外にDrive Expansion/Media Expansion/Service Expansionがあります。Expansion FrameにOracle(StorageTek)のT10000Xのドライブとカートリッジを搭載可能です。大規模な導入事例としては、19台連結されたTFinityを4列並べて稼動させたNCSAの事例があります。導入当時は、1巻で4TBのTS1140を搭載し、600PBのデータ容量だったので、現時点で1巻20TBのTS1160を搭載すると3EBの容量になります。(システム構成図)

ライブラリー共通仕様

ライブラリーの管理は、前面のタッチパネルとWebから操作出来るBlue Software
カートリッジは、10個単位のTeraPackで管理(全機種共通)
19インチラック相当の大きさのため、設置場所の制約が少ない。(Tシリーズ)
カートリッジを縦方向に収納するため、設置面積単位での収納効率が良い。
使用するカートリッジ数は、ライブラリーに収納可能なスロット数とは別に設定可能です。
日本国内のサービス会社と提携し、翌日オンサイトのパーツ交換保守を提供。
内蔵ドライブ、各種電源、制御ボードは全てリア側から交換可能。(Tシリーズ)
Linuxの標準コマンドのmtxでTシリーズライブラリーの全機種でメディア操作が可能です(T680でのmtxコマンド操作例)。

TeraPack - LTOが10個入るパックで、ライブラリー内を搬送

ライブラリー内でのテープカートリッジは、TeraPackと呼ばれるパック単位で管理されます。パックのままで内蔵ドライブの前まで移動され、さらに、1つのカートリッジが上に引き出され、90度回転し、水平方向でドライブに挿入されます。ライブラリーのスロット管理は、TeraPackの個々のカートリッジ単位になっているため、TeraPack上の複数のカートリッジを連続してドライブに入れられます。これは、PoINT Archival Gatewayのように、4ドライブを同時に使用する場合の搬送時間の短縮に役立ちます。カートリッジを縦に保管することで、ライブラリーの占有面積あたりの収納効率が優れています。ライブラリーからのカートリッジの出し入れも、TeraPack単位となります。IBM TS1160では、TeraPackには、9個のカートリッジになります。

High-Performance-Transporter - カートリッジ搬送機構

Dreamweaver CS3

TeraPackを載せて、ライブラリー内を搬送する機構で、TeraPackを載せてライブラリー内を垂直と水平の2軸で移動します。左の写真がHPTですが、前側がライブラリーの前方向で、TeraPackが収納されています。後方向は、ドライブか機種によってはTeraPackが収納されています。従って、ライブラリーを横から見ると、前からTeraPack - HPT -ドライブ又はTeraPackの順に並んでいます。HPTがユニット化されているので、サービスが必要な場合には、ライブラリーの側面からユニット交換が出来ます。(TFinityは、HPTが2個あり、向かって右側のHPTは右のリア側から交換。CUBEは、HPTを1個使用しています。)

 

TS1160/TS1170ドライブのライブラリーへの搭載について

/T950/Tfinityでは、内蔵ドライブとしてIBM TS1160/1170を搭載出来ます。収納出来るカートリッジ数は上記の仕様一覧をご覧下さい。TeraPackは、3592JE/JFカートリッジが9個入ります。内蔵ドライブとJEカートリッジが入ったTeraPackは、ライブラリー本体と一緒に弊社から販売が可能です。

 

Spectra Logic Stack LTO library

6Uサイズで80巻収納可能で、42U(7台)まで拡張可能(製品紹介ビデオ)

Spectra Stack
 
Stack
拡張ユニット
種類
LTOライブラリー
スロット拡張ユニット
スロット数
80
80
カートリッジ数
80
560(最大拡張時)

搭載可能ドライブ数

3台(FH)6台(HH)
21台(FH)42台(HH)
最大データ容量
2.4PB(LTO10)
16.5PB(LTO10)
Interface
Fibre Channel(FH)
外形寸法(mm)
475x268x892(6U)
445x1867x1028(42U)
 
専用ラックレール付属
重量
43.6kg
約40kg
Stack photos

Spectra Stackは、80スロットを左右の40個入りマガジンに収納します。高さが6Uですので、HHのLTOドライブは6台搭載可能です。拡張ユニットは、本体と同じ6Uで、80スロットと6台のHHドライブを搭載出来ます。拡張ユニットは、本体の上下方向に追加出来ます。フロント部分には、タッチ対応のカラー液晶がありライブラリー管理ソフトを操作出来ます。管理ソフトは、イーサーネット経由でのアクセスも可能です。

T-Seriesの全機種とSpectra StackはPoINT Archival Gateway(PAG)とPoINT Storage Manager(PSM)でサポートされており、組み合わせて稼動します。

Spectra Stackの42Uラックへのフル実装(本体と+拡張ユニット6台)を行いました。(2021/2/20追加)

stack_full

Initial Caribration中の写真で、ロボット機能は一番上のユニットにあります。(画像クリックで拡大)